教育旅行受入(国立彰化高中)
最終更新日:令和7年4月21日
教育旅行受入(国立彰化高中)
台湾からの教育旅行でSDGsのプログラムを希望する高校が館山を訪れ、海辺の鑑定団による沖ノ島SDGsプログラムを受けました。当日は午前午後と屋外でプログラムを実施する予定でしたが、荒天の影響で、午前中は座学、午後はフィールドワークとなりました。
生徒61名、教員4名、ガイド2名の計67名が沖ノ島を訪れ、2グループに別れて沖ノ島を回りました。プログラムではガイドと一緒に様々な発見をしながら島を一周ぐるりと回って自然を楽しみつつ、2019年に甚大な被害を受けた森林の再生活動を通じて森や海の大切さを学びました。
沖ノ島での体験について、生徒たちの感想は下記のとおりでした。
・島全体が森林保護や自然との共生という理念に包まれており、自然への敬意があちこちに感じられました。
・海や木々を間近で観察するのはとても特別な体験でした。日本の風がこんなに強いとは思いもしませんでした。"ウミガメさん"とその仲間たちが沖ノ島の再生に心を込めて取り組んでいる姿を見て、なぜ房総半島でSDGsがこれほど推進されているのかがより理解できました。
・一番印象に残ったのは、台風の後、コンクリートが水と土の保持に悪影響を与え、災害をより深刻にしていることに気づいたという点です。本当にこの島を愛している人でなければ、気づけないことだと思いました。
・日本では道端にゴミが落ちているのをほとんど見たことがありませんが、沖ノ島では海外から流れ着いたり、観光客が捨てた人工ゴミを見ることができました。このような活動を通して、あれほど清潔な日本でさえ完璧ではないということ、そして他の場所はもっと深刻かもしれないということを実感しました。自分の足で島を巡り、ガイドさんが見せてくれた過去の写真と照らし合わせながら、自分自身をその場所に重ねることができました。
・台風が島を破壊し、近年のゴミ問題や地球温暖化がその影響をさらに強めています。それでも、この島のために尽力する人たちは復興に向けて懸命に努力しています。倒れた木の上に小さな芽が育っているのを見たとき、私は生命の再生と自然の力を感じ、地球の偉大さに感動しました。解説してくださった方々の熱意にも心を打たれました。50年後の約束はきっと実現し、島の命は再び力強く育っていくと信じています。
・沖ノ島は陸繋島で、真ん中の砂浜は100年以上前の関東大地震によってできたものだと知りました。島の生態系は台風で一度破壊されましたが、現在は森林の再生が進んでいます。倒れた木の上に新しい木々が育っているのが印象的でした。特に驚いたのは、幹が曲がっている木で、それはツル植物に巻きつかれているからでした。地面から栄養を吸収する力によって、そのツルに負けずに成長しているのです。コンクリート地面は台風による雨水が地中に浸透できず、土砂で埋まってしまうため、コンクリートを減らすことが必要だと感じました。
・沖ノ島の独特な生態環境は、この島を特別な存在にしています。森林が海岸に隣接しており、多様な生物の棲みかとなっています。しかし、人間の出すゴミがこの島の自然を壊している現状があります。今日は沖ノ島を実際に歩き、清掃活動に参加することで、生態系について学べただけでなく、房総の人々が環境保護にどれほど真剣に取り組んでいるかを強く感じることができました。
生徒61名、教員4名、ガイド2名の計67名が沖ノ島を訪れ、2グループに別れて沖ノ島を回りました。プログラムではガイドと一緒に様々な発見をしながら島を一周ぐるりと回って自然を楽しみつつ、2019年に甚大な被害を受けた森林の再生活動を通じて森や海の大切さを学びました。
沖ノ島での体験について、生徒たちの感想は下記のとおりでした。
・島全体が森林保護や自然との共生という理念に包まれており、自然への敬意があちこちに感じられました。
・海や木々を間近で観察するのはとても特別な体験でした。日本の風がこんなに強いとは思いもしませんでした。"ウミガメさん"とその仲間たちが沖ノ島の再生に心を込めて取り組んでいる姿を見て、なぜ房総半島でSDGsがこれほど推進されているのかがより理解できました。
・一番印象に残ったのは、台風の後、コンクリートが水と土の保持に悪影響を与え、災害をより深刻にしていることに気づいたという点です。本当にこの島を愛している人でなければ、気づけないことだと思いました。
・日本では道端にゴミが落ちているのをほとんど見たことがありませんが、沖ノ島では海外から流れ着いたり、観光客が捨てた人工ゴミを見ることができました。このような活動を通して、あれほど清潔な日本でさえ完璧ではないということ、そして他の場所はもっと深刻かもしれないということを実感しました。自分の足で島を巡り、ガイドさんが見せてくれた過去の写真と照らし合わせながら、自分自身をその場所に重ねることができました。
・台風が島を破壊し、近年のゴミ問題や地球温暖化がその影響をさらに強めています。それでも、この島のために尽力する人たちは復興に向けて懸命に努力しています。倒れた木の上に小さな芽が育っているのを見たとき、私は生命の再生と自然の力を感じ、地球の偉大さに感動しました。解説してくださった方々の熱意にも心を打たれました。50年後の約束はきっと実現し、島の命は再び力強く育っていくと信じています。
・沖ノ島は陸繋島で、真ん中の砂浜は100年以上前の関東大地震によってできたものだと知りました。島の生態系は台風で一度破壊されましたが、現在は森林の再生が進んでいます。倒れた木の上に新しい木々が育っているのが印象的でした。特に驚いたのは、幹が曲がっている木で、それはツル植物に巻きつかれているからでした。地面から栄養を吸収する力によって、そのツルに負けずに成長しているのです。コンクリート地面は台風による雨水が地中に浸透できず、土砂で埋まってしまうため、コンクリートを減らすことが必要だと感じました。
・沖ノ島の独特な生態環境は、この島を特別な存在にしています。森林が海岸に隣接しており、多様な生物の棲みかとなっています。しかし、人間の出すゴミがこの島の自然を壊している現状があります。今日は沖ノ島を実際に歩き、清掃活動に参加することで、生態系について学べただけでなく、房総の人々が環境保護にどれほど真剣に取り組んでいるかを強く感じることができました。


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