台湾茶 茶会

最終更新日:令和5年4月6日

 3月25日(土)に館山市コミュニティセンター(中央公民館)1階和室にて、台湾茶茶会が日本台湾文化芸術交流会と台湾嘉義西園雅集茶道教室の共催で行われました。2部制で延べ70人が参加し、台湾茶の作法や味を楽しみました。

 この日は、台湾で実際に教室を開いている師範の林翠華さんとそのお弟子さん8人が来日し、台湾流のお茶の作法を披露しました。嘉義市の阿里山高山茶と紅茶2種類の茶を入れ、飲み方や香り、味の楽しみ方を伝えてくれました。台湾茶は、一煎目と二煎目で異なる味や色などを楽しむのが特徴。参加者は作法をスマホで撮影したり、メモを取るなどして熱心に学ぶ様子もあり、飲む際には「色、香り、味を3口に分けて楽しんで」などアドバイスを受け、試飲を楽しんでいました。
 林さんは「お茶を通してもっと台湾のことを知ってもらえたらうれしい。本場の台湾茶を体験しに、ぜひ台湾にも遊びに来てください」と参加者に呼び掛けました。
 参加した女性は「香りが良く、とてもおいしかった。一煎目と二煎目で味が全く違うのも楽しめたし、茶器も素敵だった」と楽しんだ様子でした。

【開催の経緯】
 企画調整を行った日本台湾文化芸術交流会の林慧諭(りん ふぇいゆう)名誉会長は、日本と台湾の芸術交流に長年尽力しており、学校での音楽交流、日本や台湾でのコンサートの開催や、茶道の交流といった芸術や文化の交流の企画や調整を行っています。館山が台湾へ向けて積極的にインバウンドを誘致していることを2019年に知り、何度も館山へ足を運んでいます。また、同協会の蔡欣珊(つぁい しんさん)会長も、館山市と交流のある日本千葉台湾商会の関係で2018年から館山を訪れています。林名誉会長と蔡会長は、館山で見られる海越しの富士山や夕日、館山湾など美しい風景を気に入り、また、歴史ある館山城、四季折々に楽しませてくれる城山公園、館山の人々の温かい人情に魅かれ、是非、芸術交流を館山市で実施したいとの思いから、2020年9月、2021年11月に台湾学校作品展、2022年3月「千葉県日本-台湾第一回連合写真展」を館山で開催。2020年3月にも館山市茶道連盟と共に「日台さくら茶会」を開催する予定でしたが、新型コロナウィルス感染症の影響で中止となりました。昨年10月に海外からの渡航制限が緩和され、日本と台湾の往来ができるようになり、今回念願だった台湾茶茶会が開催されました。
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