台湾雲林県知事が館山市に来訪しました

最終更新日:令和5年3月23日

 台湾雲林県の張麗善知事をはじめとする視察団が東京ビックサイトで行われた国際食品・飲料展への参加後、3月7日からの2泊3日の日程で、館山市に来訪した。
 視察団の構成は、張知事のほか、県政府の農業部長、広報部長、係員、雲林県の各農協理事長、雲林県肉品市場副社長など、館山ふるさと市民の謝美微(シャ・メイウェイ)氏を含めた総勢17名。ふるさと市民の謝氏の紹介で、今回館山を訪問することとなった。
 雲林県は台湾を代表する農業県で、ピーナッツ生産量は台湾のピーナッツ総生産量の80%を占め、酪農業も盛んで歴史ある酪農地域。
 一行は8日に、館山で有名な木村ピーナッツにて工場を見学し、6次産業化について勉強した。その後、須藤牧場にて日本でも珍しい&放牧場やフリーストール牛舎で牛が自由に暮らす牧場を視察した。館山ブランドに認定された「須藤牧場牛乳」を試飲し、その美味しさに驚いた。昼食は地場産食材に徹底的にこだわった「館山炙り海鮮丼」を食べ、その発想、食材の新鮮さ、美味しさに感嘆した。
 午後は地方創生例として廃校を活用した道の駅である保田小学校を見学後、館山市長を表敬訪問した。館山市長、市議会議長、経済観光部長らと地方創生、人口高齢化、少子化問題、酪農業、観光の発展などについて、意見交換した。
 翌日は渚の駅たてやまを訪問し、渚の博物館、海辺の広場を見学し、海のマルシェで買い物を楽しんで、次の目的地へと向かった。
<張 麗善 県知事>
・視察団が館山市役所に到着した際、熱烈な歓迎を受け、森市長と職員の方々の熱意が深く印象に残った。
・館山市が抱えている高齢化の問題は雲林県と似ている。森正一市長は就任後、積極的に若者世代を呼び戻し、子育てしやすいまちにして、経済や観光を発展させることを目指しているそうで、そういった政策も偶然にも似ている。
・交流を通して、将来的に、協力し共に発展させることができる部分が多々あると信じている。
<館山市 森正一市長>
・雲林県でも地方創生に取り組んでいるので、今後館山市の地方創生の取り組みと関連させ協力できることがあれば、お互いの発展が期待できそうだ。
・それと合わせて観光や産業、スポーツの分野でも様々な交流を期待し、これからも長くお付き合いしていければうれしい。

雲林県について
・雲林県 (県知事): 張 麗善 
・人口:664,092人(2023年1月)
・雲林県は台湾の中西部に位置し、台湾最大の農業県。 米、野菜、雑穀、養鶏、養豚(台湾1位)
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