館山市内のスーパーマーケット「ときわや」でインターンシップ（研修生）として受け入れている台湾の東海大学の学生らが、市長を表敬訪問し、研修の報告や館山の印象を話しました。館山市では外国人観光客誘客のメインターゲットを「台湾」としているため、今回の訪問を受けるに至りました。
　「ときわや」での台湾の東海大学からのインターン受け入れは今回で4回目。来館した3名は、1ヶ月ほど研修を行います。3名の学生らは「食品科学学科」で、食品の衛生管理や、加工、流通等を学んでいます。今回受け入れ先の施設では「日本の食」について学び、レポートを提出します。
　館山市役所では、インターンや館山滞在の感想、日本で行きたい場所などについて、金丸市長らと和やかなムードで歓談しました。
学生は多少の日本語を話すことが可能で、「みんなとても優しくていろいろと教えてくれる」「日本の食べ物が美味しい」「花火大会を観に行きたい」と話しました。また「日本と台湾の食品処理方法が違うので、インターンを通じてその違いを勉強したい」「日本語や日本文化も沢山勉強したい」と意欲を見せていました。
　滞在期間中は、研修施設で「日本の食」を学ぶほか、生け花や浴衣といった日本文化に触れる機会も用意されています。「館山や施設の親切に大変感謝。コロナが落ち着いたら、ぜひ台湾の東海大学を訪問しに来て下さい。」と担当教員も話しました。
　受け入れ先の施設からは「最初は覚えるのが大変だったと思うが、優秀で、今ではこちらも助かっている」「うなぎの販売なども手伝ってもらった」と話しました。
　訪問を受けた金丸市長は、「台湾の人は皆親切。早くコロナが落ち着いてまた台湾に行けるようになるといい」と話しました。