コロナ禍で途絶えた台湾へのトップセールスの代替案として、令和3年6月25日（金）、台湾の旅行会社とオンラインで交流を行いました。

　今回交流を行ったのは台湾の「汎佳(ホァンチャー)旅行社」と「創造(ソウゾウ)旅行社」の2社。

　館山側からは金丸市長、館山インバウンド協議会の小金晴男会長らが出席。両社の社長らとそれぞれオンラインで交流しました。

　「汎佳旅行社」は、台北市内にある日本旅行専門の会社で、平成30年1月に千葉県内を周遊するツアーを検討していると直接館山を訪れて相談があり、その後は毎年市長や観光協会長、インバウンド協議会長らが同社を訪問し交流を続けていました。平成31年3月に2回、令和元年11月に1回、12月に1回館山へのツアーを開催。令和元年後半からは定期的に開催できるよう台湾でコマーシャル活動も行っていましたが、コロナ禍により現在は中断されています。

　「創造旅行社」は、台北市内にある旅行会社で、JR東日本の台湾支社のような位置づけ。主にJRパスや鉄道旅行商品を取り扱っています。JR東日本千葉支社の紹介で、平成31年1月に同社を市長、観光協会長、インバウンド協議会長らで訪問。豪華寝台列車の四季島を利用したツアーを検討している話を受け、令和元年に館山へのツアーを実施。ツアーは好評で、その後も別のツアーを計画していましたが、コロナ禍により残念ながら断念されました。

　今回の交流では、両社の現状などについて話を聞いた他、今後の見通しなどについて情報・意見交換しました。また、館山市内の観光施設でのコロナ対策について伝え、今後も積極的に受け入れを行いたい旨を伝えました。

　「今を乗り越えたら徐々に状況は良くなると信じ、一緒に乗り越えましょう。アフターコロナにはまたお互いに行き来しましょう。」と互いに激励し合いました。