台湾海洋大学勉強会

最終更新日:令和3年6月30日

 館山ふるさと市民・謝美微氏を通じて、館山市が「地方創生交流に関する協定」を結んでいる台湾の国立台湾海洋大学から依頼を受け、5月25日(火)オンラインでの国際人材育成勉強会を実施し、交流を図りました。

 台湾・基隆市にある国立台湾海洋大学とは、2019年からお互いに行き来したり、コロナ禍前は積極的に交流をしてきました。今回は大学側から、“渚の駅”たてやまにある直売所の運営の仕組みや、館山市のインバウンドの取り組みについての講演依頼があり、オンラインで開催。国立台湾海洋大学の教職員や学生約40名が参加しました。

 国立台湾海洋大学副学長の荘氏から挨拶:
「2019年に館山を訪問した時は博物館や直売所を見学して感動しました。皆さんに親切にしていただいて今でも感謝しています。最近はコロナ禍で直接会えませんが、コロナが収束したらぜひまたお互いに行き来して交流を続けたいです。台湾の地方創生はスタートしたばかりなので、色々学んで参考にしていきたいです。」

 館山市の和田経済観光部長から挨拶:
「コロナ禍でもこうして絆が続いているのを非常に嬉しく思っています。今回は、民間と行政がひとつの施設を運営している館山モデルといえる“渚の駅”たてやまでの取り組みを紹介したいと思います。」

 株式会社ろくやの営業戦略室・柿澤氏から同社の取り組みについて:
同社では“渚の駅”たてやま内にて、「海のマルシェたてやま」や「なぎさ食堂」といった施設を運営しており、生産者とのやりとりなど直売所の仕組みや新鮮な野菜、魚介類を同施設に訪れる観光客向けだけでなく、同社の運営している2つの宿泊施設でも提供していること、地元の方にも喜んでもらえるよう心掛けていること、またオーガニック食品も扱うことにより、マイノリティの方々にも商品を届けられるよう取り組んでいることなどをお話されました。

 和田経済観光部長から:
今まで館山市が2016年より台湾をメインターゲットにインバウンド誘致に取り組んできたこと、コロナ禍前に行われていた台湾からの教育旅行の誘致などについて話し、アフターコロナにはさらに台湾との交流を深めていきたいこともアピールしました。

 聴講していた学生や教員からは「“渚の駅”たてやまで取り組んでいることを学んで、台湾でも反映できるようにそちらで働きたい」、「ワーキングホリデーのチャンスを与えてもらえないか」、「直接生産者から仕入れを行うことで良い循環が生まれていることがよく分かった」など好意的な意見が多く聞かれました。
勉強会1 勉強会2
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