館山市では、台湾からの観光客誘致の拡大を目的として、平成30年1月30日から2月2日まで、金丸館山市長が、館石館山市観光協会会長、小金館山インバウンド協議会会長らとともに台湾高雄市等を訪問し、トップセールスを行いました。

【教育旅行誘致】
　台湾訪問は、台湾高雄市等からの教育旅行の誘致を最大の目的として実施し、高雄市政府教育局の笵(はん)局長、台南市政府教育局の林(りん)専門委員らを表敬訪問しました。高雄市政府教育局の笵局長は、「高雄市には、約240校の高校・中学がある。その中には、必ず千葉県館山市に関心を示す学校があると信じている。まずは学校交流から始めましょう」とコメント。また台南市政府教育局の紹介で視察した、台南国際教育センターを担当している台南市東區崇明國小(ひがしくそうめいこくしょう)では、吹奏楽団による千葉県歌の演奏や、英会話教育を受けている小学生児童から英語による学校案内などの歓待を受け、交流を図りました。

【経済交流構築】
台湾と館山市との経済交流の関係構築も目的の一つとしており、日本千葉台湾商会の鍾(しょう)会長の紹介で、台湾シニアアマチュアゴルフ協会の幹部の方々を表敬訪問。この会は、高雄市に拠点を持つ民間企業の経営者らのうちゴルフを趣味とする方たちが組織しており、頻繁に日本へのゴルフツアーを行っています。台湾シニアアマチュアゴルフ協会からは、「館山市の方々とゴルフによる交流を図りましょう」という話が持ち上がり、館山市観光協会、館山商工会議所、館山市議会等とのゴルフ交流の実現に向けて話を進めています。

【観光旅行誘致】
台北市内の旅行会社2社を訪問し、館山市を行程に組み込んだツアー造成について要請。両社とも熱心に話を聞いていただき、館山市について強くアピールすることが出来ました。

【行政機関訪問】
日本千葉台湾商会の鍾会長の紹介で、高雄市議会の蔡(さい)副議長を表敬訪問。高雄市台日経貿文化交流協会の許(きょ)理事長からは、「今年7月7日に開催を予定している“台日交流サミットin高雄”に参加してほしい」と要請がありました。このサミットは、高雄市と交流を行っている日本の自治体から300名程度の市議会議員を招待して開催する会議のことで、館山市議会から参加するため準備をしています。