（1） 放課後子供教室とは？
　放課後や週末等に小学校の余裕教室を活用し、安全・安心な子供の活動拠点（居場所）を設け、地域の方々の参画を得て、子供達に勉強やスポーツ・体験活動、地域住民との交流の機会を提供することにより、子供達が地域社会の中で、心豊かで健やかに育まれる環境作りを推進するものです。子供達を地域の方々がスタッフとして、スポーツや工作、理科実験、読み聞かせ等々、わかりやすく教えてくださいます。
※学校の教育活動ではありません。

（2） なぜ、放課後子供教室が地域に必要なのか？　
　少子化や核家族化の進行、高度情報化などにより、子供を取り巻く環境が変化しています。そこで、子供達が放課後や週末等に、地域の大人や異学年との関わりの中で社会性や規範意識などを身に付け、心豊かで健やかに育まれる環境作りに地域みんなで取り組む必要があるからです。

（3）  「学童クラブ」との違いは？
　「学童クラブ」は、共働きなどで日中家庭に保護者がいない、児童の『生活の場』で、授業終了後や土日、夏休みなどに実施しています。一方、「放課後子供教室」はすべての児童を対象とした『活動の場』で、地域の実情に応じた活動により、実施日や時間も様々です。　ただ、この2つの事業が連携をとって、子供達の居場所作りを考える必要性があります。