【市指定有形文化財】高瀬家文書

最終更新日:平成27年9月16日

指定名称

高瀬家文書
(たかせけもんじょ)

種別

館山市指定有形文化財《歴史資料等》

指定日

平成4年(1992)3月25日

所在地

館山市立博物館保管(館山市館山351-2)

所有者

個人

概要

元禄16年(1703)の元禄地震で倒壊した那古寺諸堂のうち、観音堂と多宝塔再建のために作成された万人講勧進帳です。

宝暦7年(1757)に、那古村東町の商人伊勢屋甚右衛門が願主となり、安房国内各村から名主をはじめ、万人講に参加する諸人から合計398両余の資金を集め、宝暦11年に事業を完成させたことがわかります。また建築費の記録や、宝暦6年に江戸回向院で、本尊千手観音の出開帳を行い、資金調達をはじめた記録もあって、観音堂と多宝塔建立に関わる事情を詳しく知ることができます。
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