(県指定・市指定)沼サンゴ層

最終更新日:平成28年1月29日

《県指定天然記念物》

沼サンゴ層

【県指定】昭和42年3月7日
【所在地】館山市沼521-3 館山市


 北緯35度に位置する館山市は、現在世界に生息する造礁性(ぞうしょうせい)サンゴ分布の最北限にあたりますが、約6,000年前に生息していたサンゴの化石を、海岸より約1km内陸にはいった、館山市沼の標高約20mほどのところでみることができます。現在よりも温暖であった地球は、両極地方の氷が溶け、いわゆる縄文海進により、海水面がかなり上昇していました。このことは、当時の海岸線が今より高いところにあったことを示し、そこにサンゴが生息していたのですが、その後の地殻の隆起によって、現在のような山腹に、化石として見ることができるのです。
 館山市沼から産出した化石を中心に、その実態が研究されたため、「沼サンゴ」とよばれ、それらの化石が出土する地層を「沼層」といいます。
沼層の造礁性サンゴ化石は、房総各地に広く見られ、現在75種が確認されています。このように、サンゴの化石がみつかることにより、そこが以前海であったこと、今より温暖な気候であったことなどが明らかになります。
 
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