台湾から「慧哲法師」氏が館山に滞在

最終更新日:平成30年3月18日

 館山市が昨年度作成したインバウンド(外国人観光客誘致)PR冊子の繁体字翻訳に協力してくれたことがきっかけで、台湾から「慧哲法師」氏が館山に滞在。

 彼女は尼として20歳から活動を行い、中学校の教諭から校長まで勤め、長く教育に携わってきました。その後、自身で修業をしようと寺を建立。1999年9月に起きた921大地震で自身の寺がほとんど被害を受けなかったことから、他者を助けることに重点を置き替え、ターミナルケアに取り組んでいます。取り組みを始めた当時の台湾では、医療機関と連携した終末医療サポートがなく、氏が第一人者として取り組み始め、現在では30人ほどの僧侶が従事しているそうです。

 今回PR冊子の翻訳に携り、館山市に興味を持ち、1週間ほど滞在してくださいました。城山公園や安房神社、崖観音のほか、外国人観光客受け入れに積極的な妙音院を訪れ、自身の経験をふまえながら、どのように患者やその家族をサポートしていくかなどを話しました。同院と氏は今後も交流していく予定です。

 氏は「ここ(妙音院)はとても心が穏やかになる。ここ数日、素晴らしい夕景を見ることが出来た。このような縁に感謝しています」と話してくれました。
尼さん@妙音院
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