館山市立那古小学校　校長　田中　和人　

　

那古小学校は、自然が豊かで、文化財的価値のある寺社が点在している歴史のある地域を学区とする学校です。交通網の拡充により宅地化が進み、近年は世帯数が僅かずつ増加している一方で、人口は僅かずつ減少しています。児童数の微減の状況を踏まえると、地域の高齢化が進んでいると考えられます。学区内は地区ごとに組織化され、地域全体が学校へ協力的です。また、保護者も本校の教育を理解してくださり、学校行事等に対して協力的です。　児童も素直で純粋、挨拶や清掃、委員会活動等がしっかりでき、働くことを厭わず、とても働き者であり活動的な子供達です。

目指す学校像は「明日も行きたい、通わせたい、信頼される学校」であり、学校教育目標は「何でもゴシゴシ磨いて、しなやかに生きる児童の育成」です。教職員は、「『熱意・誠意・創意』ある教育を実践する！～子どもを主語に～」を合い言葉に、フットワーク・チームワーク・ネットワークを大切にして教育活動に当たっています。

また、昨年度は、「特色ある道徳教育推進校」に指定され、「考え、議論する」道徳科の授業の充実を目指し研鑽を積んだことから、本年度も、道徳科の授業の更なる充実を図り、児童の道徳的実践力を高めるための研修に取組みます。

児童の活動で特徴的なものとして「那古小プライド」があります。心を開き相手を認める「明るい挨拶」、心を整える「靴揃え」、心を磨く「清掃」がその内容です。この活動をもとに、学校も子供の心も「きれいな学校」を目指します。