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  千両は正月用の生け花として使われます。畑地区の千両が有名ですが、神余でも栽培しています。 千両は、赤や黄色の実と濃い緑色の葉が美しい低木で、門松や生け花などの正月の縁起物の飾り付けに使われます。日陰で育てた方が実や葉の色が鮮やかになる ため、竹で高さ1メートル80センチほどの小屋を作り、その中で栽培します。種を蒔いてから出荷するまでに4年ほどかかるといわれて います。
  年に1回、12月中旬に東京の市場で開かれる「千両市」に出荷するため、農家の人たちは、11月下旬頃から切り出し作業で忙しく なります。切り出された千両は,5階級に選別され、70本から100本ほどを出荷用の箱に入れて出荷します。
神 余 の 千 両