これは、館山市立博物館(たてやましりつはくぶつかん)が発行(はっこう)した「さとみ物語」のの要約版(ようやくばん)です。
今から400年ほどまえの、安房地方を治めていた「里見氏」(さとみし)の歴史(れきし)を写真と文字でふりかえっています。
せんごくだいみょうの里見氏(さとみし)は館山市内(たてやましない)にある稲村城(いなむらじょう)を中心にしてこの地方を支配(しはい)しました。その後、館山城(たてやまじょう)で城下町(じょうかまち)を作りました。
館山の海と大きくかかわりながら過ごした里見氏(さとみし)の歴史(れきし)を追いかけてみよう!
■「さとみ物語」の読み方
一章(いっしょう)から六章(ろくしょう)までで、できています。
それぞれのページには、里見氏(さとみし)にまつわることが説明(せつめい)され、写真(しゃしん)でもわかるようになっています。
順番に見ていくと、里見氏がどのようにして安房地方にやってきたのか、や、戦(たたか)いをした様子などが年代順(ねんだいじゅん)にわかります。
■しらべよう!
里見氏(さとみし)の当代(とうだい)「殿様」は『人名』(じんめい)を調べよう。
安房地方(あわちほう)で里見氏(さとみし)に関係する歴史的な場所は『地名』(ちめい)で地図を見てみよう。
さあ、里見博士(さとみはかせ)になろう!
さとみしのるーつをたどる

里見氏のふるさと紀行
(さとみしのふるさときこう)
新田一族のこと
(にったいちぞくのこと)
鎌倉御家人里見氏
(かまくらごけにんさとみし)
南北朝動乱のなかの里見氏
(なんぼくちょうどうらんのなかのさとみし)
鎌倉府と里見氏
(かまくらふとさとみし)
ぼうそうさとみしのたんじょう

里見氏以前の安房
(さとみしいぜんのあわ)
里見氏、戦国の安房に現れる
(さとみし、せんごくのあわにあらわれる)
封印された里見氏の時代
(ふういんされたさとみしのじだい)
里見家の政権交替劇
(さとみけのせいけんこうたいげき)
さとみしのしゅうへん

里見氏と足利氏
(さとみしとあしかがし)
里見氏と正木氏
(さとみしとまさきし)
上杉氏と北条氏
(うえすぎしとほうじょうし)
かんとうのなかのぼうそう

里見氏の上総進出
(さとみしのかずさしんしゅつ)
戦略のなかの里見氏
(せんりゃくのなかのさとみし)
天正の内乱
(てんしょうのないらん)
流通と領国政策
(りゅうつうとりょうごくせいさく)
てんかいにんのじだい

豊臣政権の登場
(とよとみせいけんのとうじょう)
館山城下町の建設
(たてやまじょうかまちのけんせつ)
徳川政権と里見氏
(とくがわせいけんとさとみし)
里見家家臣団と安房の支配
(さとみけかしんだんとあわのしはい)
国替え、じつは改易
(くにがえ、じつはかいえき)
そしてさとみしはいなくなった

その後の里見氏
(そのごのさとみし)
里見氏以後の安房と家臣たち
(さとみしいごのあわとかしんたち)
里見氏顕彰と研究の歴史
(さとみしけんしょうとけんきゅうのれきし)