野生動物から農地を守るために

最終更新日:平成28年3月23日

イノシシ等の野生動物から農地を守るには、農地への愛情が最大の武器となります。
鳥獣被害が発生した農地は、耕作放棄に結びつきやすいので、早めの対策とご相談をお願いします。

なわばりを守る~自分の農地だ

鳥獣被害は、かならず弱いところから狙われてゆきます。 野生動物は人間を怖れる一方で常に農地を見ており、危険性の少なそうな場所から荒らしてゆきます。こんな無防備な農地は要注意です。

◎人が来ない時間帯がある。(平日・日没後は人が来ないことを学習しています)
◎隠れる場所が近くにある。(耕作放棄地や荒廃した山林は、野生動物にとって最適の住処になります)
◎被害を受けても対策を取らない。(餌となるものが残っている限り、動物は何度でもやってきます)

被害を受けたら放置せず、すぐに対策を取ること。「ここは人間のなわばりだ。」と知らせることが被害の拡大を防ぎます。

◎被害が発生した時間帯に合わせて農地の見回りを行なう。
◎侵入ルートを見つけたら周辺の草を刈る。

◎電気柵や目隠し板で農地を囲う。

等が有効な対策になります。館山市農水産課では、被害農家のために「センサーカメラ(赤外線式自動撮影カメラ)」を貸し出していますので、対策に役立ててください。

みんなで守る~被害はひとりのものではない

一人だけで対策をとっても、翌日には隣が被害にあい、連鎖的に被害が拡大するケースが多く発生しています。また、イノシシやサル等の大型動物に一人で向き合うことは危険が伴います。野生動物の対策は地域が連帯して活動することが肝心です。

野生動物を追い払うときは、地域が共同して実施しましょう。防犯グッズや犬には一時的な撃退効果しか無いと言われているのは、警報を鳴らしても、続いて人間が出てこないことを学習されてしまうためです。 野生動物が姿を見せたときには、必ず人間が出てくることを学習させるために、日頃から地域で話し合って、地区別や当番制等で確実に対応できるよう申し合わせておきましょう。外に出て追い払うのが怖い場合でも、動物より多人数の人間が姿を見せるだけで効果があります。
イノシシやサルには、花火を使った追い払いが有効とされていますが、姿が見えた時すぐに使えなければ効果がありません。追い払いの道具は、地域で共同購入して各世帯で常備しておくと効果的です。また地域内での騒音の苦情も少なくなります。
わなを使って捕獲するときは、狩猟免許と有害鳥獣捕獲許可等の資格が必要ですが、被害農家に資格が無くとも、捕獲員の設置したわなの見回りや、箱わなに餌を補給することに協力するだけで、捕獲の効率は飛躍的に高まります。捕獲を依頼する時には農家側で協力できることを申出ていただけると、わなの効果が高くなります。

補助金を使って守る~最後まであきらめない

費用のかかる被害防止対策をとりたい、専門家の相談にのってもらいたい。そのような要望については、下記の補助制度があります。

鳥獣被害防止総合対策交付金(防護柵の設置、3戸以上で設置)
館山市有害獣防護柵設置事業補助金(防護柵の設置、単独で設置)
狩猟免許取得促進事業補助金(わな免許の取得費用)
獣害と戦う農村集落づくり事業補助金(集落診断・共同作業等)
地域リーダー育成事業(人材育成講座の開催)

利用希望者は、下記の問い合わせ先までご相談ください。
館山市農水産課耕地係 0470-22-3397
このページについてのお問い合わせ
経済観光部農水産課耕地係
住所:〒294-8601 千葉県館山市北条1145-1
電話:0470-22-3396   ファックス:0470-23-3115
E-mail:nousuisanka@city.tateyama.chiba.jp

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