第四次館山市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)

最終更新日:令和5年4月3日

※館山市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)とは、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づき、地方自治体に対し策定が義務付けられている「地方公共団体実行計画」の”館山市役所版”です。
 

温室効果ガス排出状況

 平成28年度の温室効果ガスの排出状況は
  ・排出原因は、「電気の使用」で約5割、「廃棄物の焼却」で約4割を占めている。
  ・事業別で見ると「清掃事業」で約7割を占めている。

 とくに廃棄物処理事業が事業別「清掃事業」の大半を占めています。
 これは、廃棄物を焼却処理する際に温室効果ガスが排出されるとともに、大量の電気と重油を使用するためです。

 このことから、「廃棄物対策」を重点的に取り組む必要があることがわかりました。

第四次実行計画の目標

  第四次館山市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)の温室効果ガス削減目標

 平成27年度比(※1):△10%

 
平成27年度排出量(※2) 15,522t-CO2
削減目標値 13,969.8t-CO2


※1 第三次計画まで、平成12年度を基準としていましたが、(1)廃棄物の区分、処理方法
      (2)管理施設の増減 (3)排出量の計算方法や対象 (4)その他、市役所や社会状況
   の変化 が当時と大きく異なっていることで、単純な比較分析が困難になってきたため、
   平成27年度に基準を変更しました。
※2 第三次計画までの排出量は、基準年度であった平成12年度の計算方法を採用していました。
   第四次計画では、その年度の計算方法で算出することとしましたので、「第三次計画で公表
   している排出量」と「第四次計画の削減目標の基にした排出量」は異なっています。

第四次実行計画の取り組み

温室効果ガスの排出状況から、廃棄物の減量や抑制、リサイクルの向上が重要課題であることがわかりました。
 また、節電や省エネルギー化も温暖化対策になるだけでなく、電気代や燃料費等の歳出削減にもなります。
 以上を踏まえ、館山市の温暖化対策は次のとおりとしました。
 
区分 取り組み例
廃棄物の減量と
リサイクルの向上
廃棄物の削減、
リサイクルの向上
・廃棄物の分別、削減の徹底
・イベント等で排出される廃棄物の抑制
・使い捨てとなる割りばしや紙コップの使用を控える
 「マイ箸・マイカップ」運動の推進
・宴会等の開始30分前と終了15分前は、料理を堪能
 し、食べ残しをなくすこととする「30・15運動」
 の推進
紙類の抑制 ・印刷物は、原則両面コピーとする
・印刷誤り、無駄な印刷の抑制
ペーパーレス化 ・情報を紙面ではなくデータで利用することを促進する
省エネルギー
消費量削減
車両の使用抑制 ・近場には自転車や徒歩で移動
・公用車の乗り合い
・公共交通機関の利用
燃費向上 ・エコカー運転
・適切な管理による設備の燃費低下の防止
節電 ・照明の間引き、こまめな消灯
・電子機器の節電モードの設定
・冷暖房の適切な温度設定
・事務の効率化等による電気使用量の抑制
省エネ設備、再エネ設備の導入 ・照明設備のLED化
・省エネルギー設備、再生可能エネルギー設備の導入
・施設の省エネルギー対策
燃料等の使用料、費用の精査 ・燃料使用量と費用を精査し、過剰な使用・費用に
 なっていないかを確認
その他 ・節水
・環境配慮物品の購入推進

第四次館山市温暖化対策実行計画(事務事業編)

 以上が、実行計画の概要となります。
 詳細については、下記から実行計画書をご覧ください。


   第四次館山市実行計画(事務事業編)(PDF)

達成状況(経過報告)

 これまでの達成状況は次のとおりです。
 
  排出量 基準年度比
平成30年度 15,179.3t-CO2 約△2.2%
令和元年度 16,579.6t-CO2 約+6.8%
令和2年度 14,907.7t-CO2 約△3.9%
令和3年度 14,760.1t-CO2 約△4.9%

※令和4年度についてはまとまり次第掲載いたします。

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建設環境部環境課環境対策係 住所:〒294-8601 千葉県館山市北条1145-1
電話:0470-22-3352
FAX:0470-23-3116
E-mail:kankyouka@city.tateyama.chiba.jp
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